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  ニュース     2019/12/09 18:59

11月半ばより米中合意は近づいた=クドローNEC委員長 無料記事

 国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は6日、米中通商協議の動向について「合意は近い。11月半ばの時よりも合意に近づいた状態かもしれない」と楽観的な見方を示した。CNBCの番組で電話インタビューを受けた際、「建設的な話し合いが進んでいる。ほぼ毎日だ。実際、とても(合意に)近づいている」と明らかにしている。

 ただ、「合意に向けた任意のデッドラインはないが、追加関税導入の是非という点で12月15日はとても重要な日付だ」とも付け加えた。また、希望する条件が同意されなければ、「米国側は立ち去る用意がある」と改めて言及。「トランプ大統領は『ディールの内容が良くない場合、将来的な(知的財産権)盗難の防止に関する保証がない場合、執行面での手順が良くない場合――には承諾しない』と何度も言ってきた。(そうなった場合)われわれは立ち去るだろう」と説明した。

 また、このところの話し合いの状況について「激しい(intense)」と形容。「とても重要な事案であるためだ。様々なカテゴリーを調べると、本当に多くのものがリスクにさらされている。中国やその他どの国に対しても、5Gに関するテクノロジーや高度なマイクロプロセッサー絡みのブレークスルーを自由に盗むことを許すことはできない」とコメントした。


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