スロバキアに本社を置く世界的インターネット用セキュリティソフト会社、ESETの研究員によれば、米マイクロソフトの「SQLサーバー」を使ったデータベースに侵入できるマルウエア（悪意のあるソフトウエア）を中国政府傘下のハッカーが開発した。ハッカーはバックドアを通じ、データに自由にアクセスできるという。米メディアが22日伝えた。
　同研究員は中国政府の支援を受けているハッカー「Winnti Group（ウィンティー・グループ」を追跡中、この事実を突き止めた。同研究員によると、ハッカーはデータベースへの侵入時、毎回特殊なパスワードを使って発覚を防止。ハッカーはデータのコピーや書き換え、削除を自由に行える。


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