新型コロナウイルス感染拡大を受けて各地で交通規制や都市封鎖が実施される中、中国の物流が停滞している。中国の国家郵政局は先ごろ、国内の宅配便大手7社を招集して会議を開き、2月中旬には正常時の4割程度まで配送体制を回復させる方針を明らかにした。月末にかけて、同比率を徐々に上げていく方針としている。複数メディアが9日までに伝えた。

　なお、国家郵政局の発表（7日付）によると、今年1月の宅配便取扱件数は40億件となり、前年同月比で11.5％減少した。宅配便業務の収入は12.6％減の522億人民元（約8200億円）に下向いている。


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