湖北省武漢市で経済活動が復旧しつつある。中心部の商業エリアでは3月30日、ショッピングセンターが都市封鎖後の営業をそろって再開。大道商圏、中商商圏、楚河漢街、王家湾商圏の4エリアで大型商業施設が再び開業している。長江日報が伝えた。

　武漢国際広場、武商広場、世貿広場、中商広場、漢商21世紀購物中心の各商業施設には、来場客の体温を測る赤外線センサ装置を配備。一定以上の温度を感知すると警報が鳴る仕組みを導入した。

　うち武商広場では、一定時間の入場者を最大4000人に限定。感染の防止を図っている。中庭には各人の距離を1.5メートル以上とるよう標示板で警告。エレベータでは、一度に乗る客の人数を最大4人までに設定した。消毒作業が続けられるなかで顧客が買い物を楽しんでいる。人気の商品は、化粧品、携帯端末、タブレット型パソコンなどという。



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