アップル（AAPL/NASDAQ）を相手取り、中国のハイテク企業が損害賠償を求める訴えを提起した。チャットボット「Siri」を問題視している。自社の発明特許「ZL200410053749.9」を無断で使用していると主張。関連製品の生産や使用を停止するよう求めた。暫定の請求額は100億人民元（約1520億円）規模に上ると説明している。経済日報などが伝えた。
　AIチャットボット「小i機器人」を投入している上海智臻智能網絡科技股フン有限公司（XIAOI）の訴状は3日、上海市高級人民法院に提出されたという。チャットボット機能に関する特許「ZL200410053749.9」は2004年に出願し、09年に認められた。
　一方、アップルは11年に発売した「iphone4S」以降、「Siri」機能を付加。その後、「iPhone」「iPad」「iTouch」「MacBook」「HomePod」などに相次ぎ搭載した。


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