中国の電子商取引（EC）最大手、阿里巴巴集団（アリババ・グループ・ホールディング：BABA/NYSE）による「独身の日（11月11日）」の全世界での売り上げについて、今年は1934億人民元（2兆8890億円）に達するとの予測が出ている。前年の1682億人民元を15％上回る水準となる。雨果網が18日付けで伝えた。
　予測したのは調査機関の中商情報網（Askci）。アリババが2016年に買収したシンガポールを拠点とする電子商取引企業のラザダグループの存在が大きいとしている。別の調査機関によると同グループは、インドネシアやマレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムでの人気が高く、この6カ国での今年の年間総売り上げ（ネット通販）は242億ドルに上ると見込まれている。
　一方、国内の消費者に対するアンケートでは、ほぼすべて（98％）の人が「独身の日」でのショッピングを計画していると回答。購入点数については半数以上が「1〜5点」と答え、「6〜10点」の人も3分の1を占めた。



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