広東省の送電会社である広東電網公司はこのほど、気温の上昇のため広州市で電力需給がひっ迫しているとして、6月初めまで計画停電を行うことを明らかにした。市内20カ所で午後10時までの停電が予定されており、住民は生活への影響を懸念している。地元紙の南都都市報が5月30日に伝えた。

　広州供電局は30日、住民の問い合わせに対して「実際の停電時間は計画より短く、停電しないこともある」と説明。過度に心配しないよう呼びかけた。

　広州市では、ピーク時の電力需要量が最高で前年同期から25.3％も増えている。報道によると、広州供電局は30日、製造業などの大口利用者に対し、電力消費時間をずらすピークシフトの実施を厳しく求めた。


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