中国汽車流通協会が1日発表した3月の自動車消費指数は63.0にとどまり、消費需要は依然として盛り上がりに欠けた。ただ4月の新車販売は回復に向かうとの見方も示している。各業界の企業活動再開や、新型コロナウイルス脅威を背景としたマイカー購入需要の拡大、各地方政府の車購入支援策が追い風になると想定した。

　指数を構成するサブ指数は3月に需要指数が83.7と、前月比で大幅に上昇している。「4月に新型コロナの感染が効果的に抑制されれば、これまで蓄積された需要がさらに解き放たれる」と分析。4月の車消費需要は前年同月に迫る水準に回復すると期待した。

　また、ディーラー入店指数は86.8、購買指数は88.6で推移している。

　中国汽車流通協会が発表した「全国車ディーラー再開状況」によれば、1日午後4時現在で営業活動を再開した会員ディーラーは147社の8663店。開店率95.5％、客足回復率64.3％、販売効率62.1％、アフターサービス効率64.6％に改善した。


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