中国コンサルティング会社の艾媒諮詢（iiMedia Research）が先ごろ発表したリポートによると、国内ライブコマース産業の規模は年内に1兆人民元（約15兆1000億円）に達し、前年比で倍増する見通しだ。2019年の規模は4228億人民元。中国新聞網が19日付で伝えた。
　中国では近年、インターネット上のライブ動画配信で商品を宣伝し、視聴者を購入に導くライブコマースの市場が急速に拡大している。今年に入ってからは新型コロナウイルス感染拡大によって消費者の自宅で過ごす時間が増え、視聴者と売り上げが急増した。
　現在、中国でライブコマースのサービスを展開している業者はネット通販の淘宝や京東、蘇寧、短編動画配信の抖音（TikTok）、快手など。中国での流行に追随する形で米アマゾンやインスタグラムなどもライブコマースサービスを開始した。



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