マスクなど新型肺炎関連商品の輸入が中国で急増している。1月24〜30日の1週間にかけた輸入実績は、マスクが5622万8000枚、防護眼鏡が6万9000本、防護服73万8000着など。このほか薬品10万7000箱（1343万6000人民元相当）、消毒用品3万6000点（65万6000人民元相当）、医療機器9万5000点（2128万1000人民元相当）を輸入している。中国海関総署（税関）が31日に報告した。
　新型肺炎対策の輸入物資は、24〜30日にかけて合計1万6139ロット、合計5917万8000点を数えている。金額ベースで2億9000万人民元（約44億9000万円）に拡大した。うち防護用品（マスク、防護眼鏡、防護服など）は輸入額全体の55.2％（1億6000万人民元）を占める5882万点に上る。
　1月30日の単日では、7880ロットの2196万8000点。総額1億9000万人民元に膨らんだ。うち金額ベースの防護用品輸入は39％を占める。マスク2082万5000枚、防護眼鏡3万2000本、防護服25万9000着などを海外輸入した。このほか消毒剤3000点（1343万6000人民元相当）、医療機器4万9000点（976万5000人民元相当）を輸入している。


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