中国スマートフォン大手の小米集団（シャオミ・コーポレーション：1810/HK）はこのほど、直営店「小米之家」のメーデー連休（1〜5日）期間中の売上高が前年同期比で13％増加したことを明らかにした。スマート家電などの販売数が軒並み2ケタの伸びを示している。来客数は約360万人に達した。香港メディアが8日伝えた。

　小米によると、メーデー連休中の5Gスマホの販売比率は全体の5割を超えた。このほか、スマートエアコン、スマート扇風機、スマートスピーカー、スマートウォッチなどの販売数が前年同期比で軒並み3倍超に達している。

　小米はスマホを主力製品とするほか、スマートテレビ、ノートパソコン、AIスピーカー、スマートルーターなどのIoT・ライフスタイル製品を扱う。従来はオンライン販売を中心としていたが、近年は実店舗の設置に注力。オンライン、オフラインを融合させた「新小売」戦略を展開する。主力のスマホでは、世界と中国でともにシェア4位（19年、IDC調べ）。またインドでは、19年10〜12月期まで10四半期連続でシェアトップを維持している。


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