湖南省中南部の衡陽市でこのほど、5G通信向け半導体設計拠点が新たに着工された。衡陽高新南粤基金の支援を受けながら、深セン市芯茂微電子有限公司傘下の湖南省セキ（石へんに夕）茂半導体有限責任公司が衡陽高新技術産業開発区（衡陽高新区）で「セキ茂5G半導体産業園プロジェクト」を推進する。DRAMeXchangeなどが9日までに伝えた。

中国電子科技大学、南方科技大学と国家レベル実験室を整備する。総額10億人民元（約14億7500万円）を現地に投じ、5G半導体、電源管理チップなどを研究・開発・製品化する計画だ。年産額は第1期の10億人民元以上、第1・2期の合算20億人民元を見込む。

　衡陽高新区では今回、セキ茂5G半導体産業園を含む重大新規事業112件が一斉着工された。5G、ハイエンド製造、商業・貿易・物流、現代農業、文化・観光、併設インフラ設備など多岐に及ぶ。これらの投資額は総額521億1000万人民元に積み上がった。2020年はこのうち250億8000万人民元が支出される見通しという。


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