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  ニュース     2020/09/15 18:59

中国:8月都市部失業率は5.6%、前月比でやや改善 無料記事

 中国の国家統計局は15日、都市部の調査失業率が今年8月に5.6%となり、7月の5.7%から0.1ポイント低下(=改善)したことを明らかにした。うち25〜59歳の調査失業率は4.8%となり、前月比で0.2ポイント低下。主要31都市の調査失業率は5.7%で、前月から0.1ポイント低下している。
 全国企業就業者の労働時間は8月に週平均46.8時間となり、前月と同水準だった。都市部の新規就業者数は1〜8月累計で781万人。前年同期を203万人下回っている。
 今年5月の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、李克強首相は雇用政策の2020年目標値を発表。新規就業者数は900万人以上(前年目標は1100万人以上)、都市部の登録失業率は6%前後(同4.5%以下)、都市部の調査失業率は5.5%前後(同5.5%前後)を目指す方針を明らかにした。
 中国では過去に登録失業率のみ開示されてきたが、18年3月以降、登録失業率、調査失業率の2種類が公表される形に切り替えられた。調査失業率は全国調査に基づくもので、より実態に近い失業率を示すとされる。登録失業率の発表は四半期ごとに行われ、直近の20年6月末で3.84%という水準だった。


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