多くの自動車ブランドが中国新車販売を回復させている。全国乗用車市場信息聯席会の報告によれば、販売最多の一汽大衆（一汽VW）は、今年8月の中国新車販売が前年同期比16.9％増の19万3864台に達した。マイクロバスを除く狭義乗用車ベースで現地販売シェアを11.4％に伸ばしている。中国政府系メディアが15日付で伝えた。
　2〜10位は、上汽大衆（上汽VW）の14万3807台（前年同期比↓10.7％）、上汽通用（上汽GM）の13万510台（↑20.5％）、吉利汽車の10万7121台（↑6.3％）、東風日産の10万5395台（↑6.2％）、重慶長安の8万3269台（↑4.9％）、東風本田（東風ホンダ）の7万7493台（↑4.5％）、広汽本田（広汽ホンダ）の7万1142台（↑4.2％）、一汽豊田（一汽トヨタ）の7万803台（↑4.2％）、広汽豊田（広汽トヨタ）の7万247台（↑4.1％）が続いた。
　11位以下は、上汽通用五菱（上汽GM五菱）の6万8068台、長城汽車の6万3190台、華晨宝馬（華晨BMW）の6万1191台、北京奔馳（北京ベンツ）の5万8887台、奇瑞汽車の4万4372台などとなっている。
　狭義乗用車ベースの販売は、8月が8.9％増の170万3000台に拡大した。前年同期比のプラス成長を2カ月連続で達成し、増加率は18年5月以来の大きさ。前月比でも6.5％増加している。1〜8月の累計では、15.2％減の1101万4000台で推移した。


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