ニュース 2021/03/19 19:00
百度の公募価格は252香港ドルに決定、調達規模3360億円
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国のインターネット検索最大手、百度集団(バイドゥ:9888/HK、BIDU/NASDAQ)は17日、香港IPO(新規株式公開)の公募価格が252.00香港ドルに決まったと発表した。応募倍率などの詳細は22日までに発表する予定。同社は23日の香港メインボード上場を予定している。
仮条件は上限295.00香港ドルに設定していた。決定した公募価格で計算すると、オーバーアロットメント実施前の調達額は239億4000万香港ドル(約3360億円)に上る。調達資金は人工知能(AI)を中心とするイノベーションの商業化促進、自社モバイルエコシステムの発展・多元化などに投入する。
2000年設立の百度は、ネット検索エンジン「baidu.com」を運営する。ネット検索のほか、スマートホームやスマート交通、クラウド、自動運転、音声AIアシスタントなど事業の多角化を推進。モバイル端末向けアプリ「百度App」も提供し、その1日当たりアクティブユーザー数(DAU)は20年12月時点で2億200万人に上る。10年以降はAI関連事業に注力。20年10月末時点で、AI関連特許の保有数、申請数で国内トップに位置する。傘下の動画配信サイト「愛奇芸(iQiyi)」が18年3月にナスダックにADR上場。17年には自動運転プラットフォーム「Apollo」計画を始動した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
仮条件は上限295.00香港ドルに設定していた。決定した公募価格で計算すると、オーバーアロットメント実施前の調達額は239億4000万香港ドル(約3360億円)に上る。調達資金は人工知能(AI)を中心とするイノベーションの商業化促進、自社モバイルエコシステムの発展・多元化などに投入する。
2000年設立の百度は、ネット検索エンジン「baidu.com」を運営する。ネット検索のほか、スマートホームやスマート交通、クラウド、自動運転、音声AIアシスタントなど事業の多角化を推進。モバイル端末向けアプリ「百度App」も提供し、その1日当たりアクティブユーザー数(DAU)は20年12月時点で2億200万人に上る。10年以降はAI関連事業に注力。20年10月末時点で、AI関連特許の保有数、申請数で国内トップに位置する。傘下の動画配信サイト「愛奇芸(iQiyi)」が18年3月にナスダックにADR上場。17年には自動運転プラットフォーム「Apollo」計画を始動した。
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