ニュース 2020/11/24 20:59
中国が世界5G通信けん引、20年末ユーザー1.5億人規模 
政策・政治(中央)
5G通信技術の専利(特許、実用新案、意匠)申請数に関しても、中国の大手2社が世界3位内にランクインしている。華為技術有限公司(Huawei)が世界首位に君臨し、中興通訊(ZTE:763/HK)が世界3位に食い込んだ。世界の5Gネットワーク全体に占める中国技術の比率は3分の1に達したという。
中国5Gネットワークの接続許可を得たスマホ製品は、足元で合計130機種に拡大した。2020年末には5Gユーザー数が全国で1億5000万件(人)を超える見込み。5GがGDPに与える影響は、通年で4190億人民元に上るとみられている。
衛星インターネット通信の普及も進み始めた。中国の市場規模は、19年の700億人民元近くから20年の800億人民元以上に伸びる見込み。前年比で14%成長すると予測した。中国が保有する軌道上の人工衛星数は現在、米国に次ぐ320基を数えているという。
インターネットの発達上位エリアは、上から順に北京市、広東省、上海市、江蘇省、浙江省、山東省、四川省、福建省、天津市、重慶市となっている。
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