ニュース 2020/12/08 20:00
小米が欧州でも存在感、スペインではシェアトップに
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国のスマートフォン大手、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が欧州で存在感を増している。同社の王翔総裁によると、欧州市場での出荷台数は今年第3四半期(7〜9月)にメーカー別で3位となった。複数の国で出荷数トップを確保しており、スペインでは米アップル、韓国サムスン電子を抜いて市場シェア30%超を達成している。複数メディアが8日までに伝えた。
小米は先ごろ発表した四半期決算報告書の中でも、欧州市場での好調を明らかにしている。西欧でのスマホ出荷数は7〜9月期に前年同期比で107.3%増加し、市場シェアは13.3%に達した。うちスペインでは3四半期連続でシェアトップを維持。フランス、イタリア、ドイツでは出荷数が前年同期から倍増したという。東欧でも、ポーランドやウクライナでシェア首位となった。
同社全体の出荷数は、7〜9月期に前年同期比45.3%増の4660万台。世界シェア上位5社の中で最も高い伸びを示した。
小米はスマホを主力製品とするほか、スマートテレビ、ノートパソコン、人工知能(AI)スピーカー、スマートルーターなどのIoT・ライフスタイル製品を扱う。従来はオンライン販売を中心としていたが、近年は実店舗の設置に注力。オンライン、オフラインを融合させた「新小売」戦略を展開する。主力のスマホでは、世界と中国でともにシェア4位(19年、IDC調べ)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
小米は先ごろ発表した四半期決算報告書の中でも、欧州市場での好調を明らかにしている。西欧でのスマホ出荷数は7〜9月期に前年同期比で107.3%増加し、市場シェアは13.3%に達した。うちスペインでは3四半期連続でシェアトップを維持。フランス、イタリア、ドイツでは出荷数が前年同期から倍増したという。東欧でも、ポーランドやウクライナでシェア首位となった。
同社全体の出荷数は、7〜9月期に前年同期比45.3%増の4660万台。世界シェア上位5社の中で最も高い伸びを示した。
小米はスマホを主力製品とするほか、スマートテレビ、ノートパソコン、人工知能(AI)スピーカー、スマートルーターなどのIoT・ライフスタイル製品を扱う。従来はオンライン販売を中心としていたが、近年は実店舗の設置に注力。オンライン、オフラインを融合させた「新小売」戦略を展開する。主力のスマホでは、世界と中国でともにシェア4位(19年、IDC調べ)。
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