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  ニュース     2021/07/20 19:00

中国:21年の中古車取引15%増へ、全国1600万台超 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】中国の中古車市場は売買が一段と活発化する見通しだ。年間の取引台数について、2021年は1600万台に達する見込み。前年比で15%の伸びを達成する計算だ。23年には3000万台まで拡大し、25年には新車市場と同水準にまで成長するとみられている。中国自動車流通協会の羅磊・副秘書長(副理事長)が語った内容として、毎日経済新聞が20日付で伝えた。
 過去に例のない大躍進が実現するとの見方。行政区画間の取引規制撤廃、付加価値税の引き下げ(20年5月1日から23年12月31日まで1.0→0.5%)、中古車売買手続き簡素化の「跨省通弁」制度導入が追い風になると指摘した。
 中古車取引規制を早期に撤廃した河南省、山東省に言及。今年5月の取引台数について、前年同期比で河南省が56.53%増の9万6400台、山東省が50.70%増の13万5900台に達したと紹介した。
 中国自動車流通協会によると、今年6月の中古車取引数は、全国で前月比4.63%増の152万6900台に上った。売買額は957億1600万人民元(約1兆6300億円)で推移している。 今年1〜6月にかけた上半期の累計では、前年同期比52.89%増の843万4200台に伸びた。


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