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  ニュース     2020/11/16 19:59

BYDの新エネ車販売、深センで4カ月連続トップ 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】中国の充電池・自動車メーカー、比亜迪(BYD:1211/HK)が広東省深セン市の新車販売市場(個人向け)で4カ月連続のトップを維持している。10月の販売台数は3806台に達し、2位の1500台を大きく離した。深セン市は今年6月、新型コロナウイルス流行によるダメージを緩和するため、新エネ車普及を後押しする政策を打ち出している。中国網が13日付で伝えた。
 政策効果により、深セン市の新車販売に占める新エネ車の割合は7月に21.3%、8月に21.8%、9月に22.3%、10月に24.5%と徐々に上昇。中でもBYD車が人気を集めた。
 11月には、新エネ車の新規購入者1553人に対して総額2448万人民元の補助金が支給されている。深セン市当局はまた、買い替え条件に応じて1台につき1万〜2万人民元の補助金を支給することを決めた。
 二次電池メーカーとして発足した後、BYDは携帯端末の組立、自動車の生産に参入。小型ガソリン車のほか、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)を生産する。09年5月にVW、10年3月にダイムラーと業務提携。携帯端末事業では、比亜迪電子(285/HK)を傘下に置く。米投資家バフェット氏が長期株主に。08年に同氏の投資会社バークシャー・ハサウェイの子会社が出資した。新規事業。16年にモノレール事業への参入を発表。国内外の複数都市で建設を進めている。


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