ニュース 2020/10/23 20:59
中国:華為は1〜9月期に10%増収、米制裁で伸び鈍化
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国の通信機器メーカー最大手、華為技術(ファーウェイ)は23日、2020年1〜9月期の売上高が前年同期比9.9%増の6713億人民元(約10兆5150億円)に伸びたと報告した。純利益率は8.0%で、同期の業績は自社予想と一致している。ただ、増収率は1〜6月期の13.1%から鈍化し、純利益率も同期の9.2%から1.2ポイント低下。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に加え、米国による制裁措置が影響したとみられる。
米国による制裁措置を受け、ファーウェイは海外でのスマートフォン販売が苦戦。米国企業との取引が制限される中、米グーグル製のアプリなどをまとめた「GMS(Google Mobile Service)」を自社開発スマホに搭載できなくなるなど、ビジネス面で大きな制約を受けている。ただ、中国国内での販売は相対的に堅調だった。
ファーウェイは今後の計画として、人工知能(AI)、クラウドコンピューティング、第5世代(5G)移動通信システムなど次世代技術に関する自社の能力を十分に発揮し、顧客にさまざまなソリューションを提供していく方針としている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米国による制裁措置を受け、ファーウェイは海外でのスマートフォン販売が苦戦。米国企業との取引が制限される中、米グーグル製のアプリなどをまとめた「GMS(Google Mobile Service)」を自社開発スマホに搭載できなくなるなど、ビジネス面で大きな制約を受けている。ただ、中国国内での販売は相対的に堅調だった。
ファーウェイは今後の計画として、人工知能(AI)、クラウドコンピューティング、第5世代(5G)移動通信システムなど次世代技術に関する自社の能力を十分に発揮し、顧客にさまざまなソリューションを提供していく方針としている。
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