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  ニュース     2021/06/28 19:01

BYDが山西に340億円投資、PHV動力システム生産へ 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】充電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)が20億人民元(約340億円)を投じ、山西省太原市に「DM-i」プラグインハイブリッド車(PHV)の動力システム生産ラインを建設するもようだ。今年8月の生産開始を予定し、年産数は50万台に達する見込みという。現地メディアが26日伝えた。
 BYDが開発した「DM-i」PHVシステムは、電気を主とするハイブリッド技術。省エネで環境に優しいなどの特長を持つ。大和は最新リポートで、4月に投入した「秦Plus DM-i」の納車数がすでに3000台を超え、予約数も1万台に達していると指摘。BYD製のPHVに対する市場の需要は強いと分析した。
 二次電池メーカーとして発足した後、BYDは携帯端末の組立、自動車の生産に参入。小型ガソリン車のほか、PHV、EVを生産する。2009年5月にVW、10年3月にダイムラーと業務提携。携帯端末事業では、比亜迪電子(285/HK)を傘下に置く。米投資家バフェット氏が長期株主に。08年に同氏の投資会社バークシャー・ハサウェイの子会社が出資した。


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