ニュース 2020/09/30 19:59
中国:物流施設GLPが寧徳と合弁、自動運転車などの管理会社設立
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】物流施設運営で世界大手のグローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は23日、中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL:300750/SZ)と共同出資し、資産運用管理会社を立ち上げると発表した。新会社は自動運転の電動車両や設備、蓄エネルギーシステムなどの保有・管理・運営を手がける。毎日経済新聞が24日付で伝えた。車両や設備は物流、倉庫向けとし、環境に優しく低コストであることを武器に利用拡大を目指す。自動運転技術については上海の新興技術企業、 徹科技と協力する。
新会社は大型トラックなど輸送車両の電気自動車化と関連インフラの整備などの事業も手掛ける計画だ。
中国汽車動力電池産業創新連盟によると、今年8月の車載電池出荷量は国内の車両搭載ベースで5.1GWh(510万kWh)に達し、前年同月比48.3%増、前月比2.2%増と今年初めて前年同月比で大幅拡大となった。うち三元系電池は前年同月比30%増、前月比7.9%増の3.5GWhに成長。半面、リン酸鉄リチウムイオン電池は、前月比9.6%減の1.6GWhに縮小している。
中国では、現地最大手のCATLが約50%のシェアを占めた他、比亜迪(BYD:1211/HK)とLG化学で計3.6GWh、全体の70.9%に達した。パナソニックが4位でこれに続いた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
新会社は大型トラックなど輸送車両の電気自動車化と関連インフラの整備などの事業も手掛ける計画だ。
中国汽車動力電池産業創新連盟によると、今年8月の車載電池出荷量は国内の車両搭載ベースで5.1GWh(510万kWh)に達し、前年同月比48.3%増、前月比2.2%増と今年初めて前年同月比で大幅拡大となった。うち三元系電池は前年同月比30%増、前月比7.9%増の3.5GWhに成長。半面、リン酸鉄リチウムイオン電池は、前月比9.6%減の1.6GWhに縮小している。
中国では、現地最大手のCATLが約50%のシェアを占めた他、比亜迪(BYD:1211/HK)とLG化学で計3.6GWh、全体の70.9%に達した。パナソニックが4位でこれに続いた。
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