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  ニュース     2021/06/11 19:00

中国:北京市が最低賃金5.5%引き上げ、8月から月額3.97万円 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】中国首都の北京市で最低賃金が引き上げられる。当局の北京市人力資源社会保障局は11日、月額の最低賃金を120人民元引き上げると発表した。8月1日から2200人民元から2320人民元(約3万9700円)に5.5%調整する。失業保険の標準金額についても、月額218人民元ずつ引き上げると通知した。
 すでに複数の地域が最低賃金を引き上げている。今年に入り黒竜江省、江西省、新疆ウイグル自治区が4月1日から導入済み。陝西省は5月1日から実施した。天津市は7月1から月額の最低賃金を2050→2180人民元に6.3%引き上げる。各地方の政府活動報告などでは、吉林省なども2021年中の引き上げを予告した。
 中国の中央政府は各地方政府に対し、「2〜3年に1回以上」の最低賃金見直しを求めている。20年は新型コロナウイルス禍の影響もあり、最低賃金を引き上げた地方政府が青海省、福建省、広西チワン族自治区のみにとどまった(青海と福建は1月、広西は3月に実施、いずれも19年時点で引き上げを予告済み)。
 最低賃金の全国最高は、足元で上海市の2480人民元。これに北京市の2200人民元(8月1日から2320人民元)、広東省の2100人民元(深センは2200人民元)などが続く。このほか天津市(7月1日から2180人民元)、江蘇省、浙江省の計6省市が2000人民元以上だ。


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