ニュース 2018/05/31 15:58
中国:逃亡十数年の殺人犯、300元踏み倒しで「御用」=広州
広東省広州市の警察当局はこのほど、十数年間の捜査もむなしく「迷宮入り」となっていた殺人事件の容疑者を逮捕した。逮捕のきっかけとなったのは、わずか300人民元の「借金踏み倒し」事件だった。広州日報が5月29日付で伝えた。
「借金の取り立てに行ったら、エレベーターの中に閉じ込められてしまった。助けてくれ」――通報を受け、警察官は現場のビルに急行した。通報したのは金を貸した側で、300人民元の返済を求めにある男を訪ねてきたのだという。警察は通報者を救助し、さらに近くに潜んでいた男に事情聴取を行った。
男は当初激しく抵抗していたが、しばらくすると警察に協力的になった。この「豹変ぶり」を怪しんだ警察が身分証明書の提示を求めると、男は「証明書は親せきに預けてある」と回答。そこで警察は、広州市の「24時間物証鑑定照合センター」に連絡した。その結果、男が湖北省で1999年と2005年に起きた殺人事件の容疑者であることが判明。男はこれまで、他人の身分証明書を使って各地を転々としていたという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
「借金の取り立てに行ったら、エレベーターの中に閉じ込められてしまった。助けてくれ」――通報を受け、警察官は現場のビルに急行した。通報したのは金を貸した側で、300人民元の返済を求めにある男を訪ねてきたのだという。警察は通報者を救助し、さらに近くに潜んでいた男に事情聴取を行った。
男は当初激しく抵抗していたが、しばらくすると警察に協力的になった。この「豹変ぶり」を怪しんだ警察が身分証明書の提示を求めると、男は「証明書は親せきに預けてある」と回答。そこで警察は、広州市の「24時間物証鑑定照合センター」に連絡した。その結果、男が湖北省で1999年と2005年に起きた殺人事件の容疑者であることが判明。男はこれまで、他人の身分証明書を使って各地を転々としていたという。
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