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  ニュース     2021/11/18 18:00

恒大が恒騰網絡株を全数売却へ、譲渡損1240億円 無料記事

 不動産デベロッパー大手、中国恒大集団(チャイナ・エバーグランデ:3333/HK)は18日、保有する恒騰網絡集団(ヘンテン・ネットワークス・グループ:136/HK)の株式18%を全て売却すると発表した。売却総額は21億2763万香港ドル(約310億円)。恒大集団は流動性確保に向けて資産売却を進めており、これ以前にも恒騰網絡株を手放していた。
 恒騰網絡は動画配信サイトの運営などを手掛ける。恒大集団は今回、同社株16億6221万株を1株当たり1.28香港ドルで投資会社に売却する予定だ。1株当たりの売却価格は、恒騰網絡の直近終値(17日:1.69香港ドル)に対して24.26%のディスカウント水準となる。
 売却収入は全て運転資金に充てる方針。帳簿上は85億香港ドル(約1240億円)の売却損が生じる見通しだ。なお、今回の売却により、恒大集団は恒騰網絡株を全て手放す形となる。
 恒大集団はこれまで、流動性確保のための複数措置を実施した。具体的には、◆サプライヤーや下請業者に対し、不動産物件を売却することで一部債務を相殺、◆恒騰網絡集団の株式売却、◆盛京銀行(2066/HK)の株式売却、◆深セン市高新投集団の株式売却、◆恒大氷泉集団の株式売却、◆不動産プロジェクト、非中核資産の売却――など。同社の負債総額は今年6月末時点で1兆9665億人民元(約35兆円)余りに達するとされる。


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