中華全国工商業連合会が11日に発表した民営企業の2021年版「研究開発（R&D）投資ランキング」で、通信設備メーカー最大手の華為技術（ファーウェイ）が首位となった。その投資規模は1419億人民元（約2兆4900億円）。以下、2位と3位にはそれぞれ阿里巴巴集団HD（アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK）、騰訊HD（テンセント・ホールディングス：700/HK）が続いている。捜狐科技など複数メディアが伝えた。

　ランキングは同連合会が23年連続で発表しているもので、前年度の売上高が5億人民元以上の民営企業（5785社）を対象としている。ランクインした500社のR&D投資総額は7429億人民元、首位のファーウェイは1419億人民元となった。

　ほか4位は吉利汽車（175/HK）親会社の浙江吉利控股集団、5位は百度集団（バイドゥ：9888/HK）、6位は京東集団（JDドットコム：9618/HK）、7位は美団（メイトゥアン：3690/HK）中核子会社の北京三快在線科技、8位は網易（ネットイース：9999/HK）、9位は美的集団（000333/SZ）、10位は聯想集団（レノボ・グループ：992/HK）親会社の聯想HD（レジェンド：3396/HK）だった。

　業種別では、コンピューター・通信・その他電子設備が計2192億人民元でトップ。以下、インターネット・関連サービスが1668億人民元、電気機械・器材が626億人民元、自動車が492億人民元などとなった。


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