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  ニュース     2021/10/05 18:00

京東物流の自動化倉庫が新疆で運営開始、国内28都市で稼働 無料記事

 新彊ウイグル自治区ウルムチ市でこのほど、京東集団(JDドットコム:9618/HK)傘下の京東物流(JDロジスティクス:2618/HK)が整備した自動化物流倉庫「亜洲一号」が運営を開始した。「亜洲一号」は2014年以来、中国28都市で稼働している。中国新聞網が9月29日付で伝えた。
 「亜洲一号」の最大の特徴は「物流効率の向上」だ。食品からIT家電、一般家電、アパレル、輸入製品まで、1日に当たり120万件の処理が可能という。また、最新技術を使って大量の注文を処理し、配送時間を調整することが可能。例えば、倉庫から300キロメートル以内の消費者なら、午後11時までに注文した商品を翌日午前11時までに受け取ることができる。
 こうした効率向上に貢献しているのは各種のロボットだ。倉庫内にはレール搬送車(RGV)、運搬ロボ、仕分けロボなどが各所に配置されている。これらロボットの動きを管理しているのはビッグデータ技術で、アリが他のアリとぶつからずに食物を運ぶように、倉庫内を多くのロボットが整然と動き回っている。


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