ニュース 2018/06/22 15:40
中国:新疆農場でイナゴ大発生、アヒル投入で被害抑制へ
経済・統計
草原に大発生した蝗(イナゴ)を減らすために、「屯田兵」に相当する新疆生産建設兵団(新疆ウイグル自治区で開墾・辺境防衛を担う軍事的政府組織)が家鴨(アヒル)を投入した。同兵団の第十三師が管理する紅山農場では、すでに1カ月にわたって降雨が観測されていない。牧草地では、乾燥が進むとともに、イナゴが大発生した。虫害面積は足もとで10万ムー(約66.7平方キロメートル)にまで、1平方メートル当たりのイナゴ密度は40匹に増大。被害が深刻なエリアでは、密度が100匹を超えている。中国新聞網が21日付で伝えた。
環境に負荷を与えないよう、農薬を用いない手法を導入。まず1000羽の子アヒルを牧畜農家60戸に配った。資金と人力を抑えながらも、イナゴを継続的に駆除することができるようになったという。1羽の子アヒルで4平方メートルのイナゴを撲滅可能。親アヒルなら、それを大きく上回る能力を発揮する。大きく育ったアヒルは、牧畜農家が自由に販売することができる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
環境に負荷を与えないよう、農薬を用いない手法を導入。まず1000羽の子アヒルを牧畜農家60戸に配った。資金と人力を抑えながらも、イナゴを継続的に駆除することができるようになったという。1羽の子アヒルで4平方メートルのイナゴを撲滅可能。親アヒルなら、それを大きく上回る能力を発揮する。大きく育ったアヒルは、牧畜農家が自由に販売することができる。
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