国慶節連休（1〜7日）明けの中国で電力不足が続いている。遼寧省工業情報化庁は電力需給の警報を発し、11日の不足分について、最大474万キロワット（kW）に達するとの見通しを示した。予測モデルに基づいたこの日の電力不足を予告。国家発展改革委員会の定めた「秩序ある電量消費管理法」を順守し、省全域に「第2級オレンジ警報」を出した。

　時間帯別の不足分は、6:00〜8:00にかけて98万kW、14:00〜15:00にかけて40万kW、15:00〜16:00にかけて255万kW、16:00〜19:00にかけて474万kW、19:00〜0:00にかけて364万kW、20:00〜22:00にかけて284万kW、22:00〜23:00にかけて265万kW、23:00〜24:00にかけて118万kWを見込む。

　電力不足に悩む遼寧省は、これまでも9月28日に最大530万kW、10月8日に最大462万kWずつ不足すると警告した。



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