ニュース 2021/12/20 18:00
中国:西安でハンタウイルス感染症多発、ヒト間感染まれ
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】中国の陝西省西安市周辺で、ハンタウイルス感染症の患者が多発している。ハンタウイルスはネズミが媒介し、感染者が死亡することもあるが、専門家は「ヒト間の感染はまれ」として平静を呼び掛けている。西安新聞網など複数メディアが伝えた。
報道によると、10月〜翌年1月が患者の多発シーズン。患者の80%を農民が占めるという。
中華予防医学会の馮子健・秘書長は「ハンタウイルス感染症は新型コロナウイルスなどと異なり、ヒト間の感染は起きにくい」と指摘する。馮秘書長によると、ハンタウイルス感染症は1980年代には致死率が10%に達したが、医療や居住条件の改善で、現在では致死率が低下。2020年1〜8月の患者数は4356人、死者は21人だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
報道によると、10月〜翌年1月が患者の多発シーズン。患者の80%を農民が占めるという。
中華予防医学会の馮子健・秘書長は「ハンタウイルス感染症は新型コロナウイルスなどと異なり、ヒト間の感染は起きにくい」と指摘する。馮秘書長によると、ハンタウイルス感染症は1980年代には致死率が10%に達したが、医療や居住条件の改善で、現在では致死率が低下。2020年1〜8月の患者数は4356人、死者は21人だった。
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