【亜州ビジネス編集部】中国でデジタル化人材の不足感が強まっている。デジタル化を推進する総合人材は、足元の不足人数が2500万〜3000万人に達した。人材の需給ギャップも拡大しつつある。社会科学文献出版社、デロイト中国（デロイト・トウシュ・トーマツの中国法人）、人瑞人才科技HD(6919/HK) が17日に発表した「産業数字人材研究発展報告（2023）」に記された。

　「デジタル中国」の建設に向けて、インターネット、スマート製造、スマートカー、人工知能（AI）、金融などの各主要分野でデジタル化人材の不足問題が深刻化している。人材不足が「デジタル中国」実現を阻む最大要因として意識されるようになった。

　中国のデジタル経済規模は膨張を続けている。2035年の規模は、105兆人民元（約2016兆円）近くにまで拡大する見通しだ。



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