ニュース 2022/12/13 16:29
中国:北京でコロナ感染急拡大、発熱外来受診16倍に 
リスク管理・社会
中国政府がコロナ対策を緩和した後、感染者の多数が自宅療養を選択。病院で診察を受けた感染者数とPCR検査の受検者は減少傾向にある。一方で、発熱外来の受診者とインフルエンザのような症状の患者は明らかに増加したという。
北京市衛生健康委員会によると、9日の救急車の出動要請は延べ3万1000回で通常時の6倍。ただ、8割は相談だった。実際の出動要請は2割。北京の救急センターは人員を拡充した。
香港01によると、流行中のオミクロン変異株の派生型は北京が「BF.7」、広東省広州市では「BA.5.2」と異なる。浙江大学医学院付属病院の主任医師によると「BA.5.2」の方が症状が温和だという。「BF.7」は高熱と持続的なせき、体の痛みが特徴。「BA.5.2」も発熱やせきの症状があるが、無症状感染者の比率が高いという。
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