ニュース 2023/03/29 14:43
中国:常住人口の都市化率65%超え、5カ年目標を繰り上げ達成
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国の都市化が急速に進展している。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の政府活動報告によれば、常住人口の都市化率は2017年の60.2%から22年の65.2%まで上昇した。初めて65%を超過し、第14次5カ年計画(21〜25年)の目標数値(65%)を前倒しで達成している。中国政府系メディアが29日付で報じた。
1978年に始まった改革開放以来、中国は世界最大規模かつ最速で都市化プロセスを進めてきた。全国の都市人口は78年の1億7245万人から22年までに9億2071万人に拡大。過去44年間の増加数は7億4826万人と、欧州の総人口を上回る規模だ。常住人口の都市化率は78年の17.92%→22年の65.20%に上昇。40年余りで47ポイント超押し上げられている。英国や米国など複数の先進国は、同じ段階の都市化率を達成するのに2倍以上の時間を費やした。
一般的に都市化率30〜70%は、都市化の急速な発展期間とされる。中国における常住人口の都市化率は1996年に30.48%に達し、初めてこのレンジに入った。その後20年余りの発展を経て、徐々に70%に近づいている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
1978年に始まった改革開放以来、中国は世界最大規模かつ最速で都市化プロセスを進めてきた。全国の都市人口は78年の1億7245万人から22年までに9億2071万人に拡大。過去44年間の増加数は7億4826万人と、欧州の総人口を上回る規模だ。常住人口の都市化率は78年の17.92%→22年の65.20%に上昇。40年余りで47ポイント超押し上げられている。英国や米国など複数の先進国は、同じ段階の都市化率を達成するのに2倍以上の時間を費やした。
一般的に都市化率30〜70%は、都市化の急速な発展期間とされる。中国における常住人口の都市化率は1996年に30.48%に達し、初めてこのレンジに入った。その後20年余りの発展を経て、徐々に70%に近づいている。
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