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  ニュース     2023/03/03 16:48

中国:22年PCT国際特許出願7万件超え、4年連続で世界最多 無料記事

 特許協力条約(PCT:Patent Cooperation Treaty)に基づく国際特許出願で、中国が4年連続の世界トップを独走している。世界知的所有権機関(WIPO)がこのほど発表したデータによると、中国のPCT国際特許出願(概算値、以下同)は2022年に7万15件となり、前年確定値(6万9604件)を0.6%上回った。世界全体の4分の1を占めている。集微網など複数メディアが2日伝えた。
 中国の出願数は19年に初めて米国を追い抜き、その差を一段と広げている。2位の米国は22年に5万9056件となり、前年確定値から0.6%減少した。3位以下は順に、日本の5万345件(前年比0.1%増)、韓国の2万2012件(同6.2%増)、ドイツの1万7530件(同1.5%増)と続き、順位は前年と同じだった。
 世界全体の出願数は0.3%増の27万8100件。微増ながら過去最高水準となった。増加率では、12位のインドが25.4%増の2618件と伸びが目立った。
 企業別では、中国の華為技術(ファーウェイ)が年間7689件(前年は6952件)に達し、6年連続で世界首位をキープした。2位は韓国サムスン電子の4387件(同3041件)で、前回の3位から1ランク浮上。以下、3位は米クアルコムの3855件(同3931件)、4位は三菱電機の2320件(同2673件)、5位はスウェーデン・エリクソンの2158件(同1877件)と続いた。
 このほか中国企業では、OPPO広東移動通信が1963件で6位となり、4年連続で10位圏内に入った。また、京東方科技集団(BOE:200725/SZ)が1884件で前年に続き7位。11位に維沃移動通信(vivo)、13位に中興通訊(ZTE:763/HK)がランクインしている。


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