ニュース 2023/05/26 13:17
ラストエンペラー愛用「腕時計」、香港コレクターが8.72億円で購入
台湾・香港
【亜州ビジネス編集部】清朝最後の第12代皇帝、溥儀(1906年2月7日〜1967年10月17日)が一時愛用していた腕時計が23日、香港のオークションで高値落札された。手数料を含めて4885万香港ドル(約8億7200万円、落札価格は約4000万香港ドル)まで高騰。香港に住むアジア骨董収集家が競り落としたという。香港メディアが伝えた。
資料によると、愛新覚羅・溥儀の腕時計はスイス「パテック・フィリップ」の96号。製造から今年で86年を迎えた。当初はパリの高級品販店で売られ、何度か持ち主が変わった後、溥儀が手にした。第2次世界大戦後、ソビエト連邦に収監されたものの、身柄解放時に通訳者のゲオルギー・ペルミャコフに渡したと伝えられている。
ペルミャコフは2005年に死去し、持ち主が遺族に移った。その遺族は19年に英国発祥のオークション会社、フィリップス・オークショニアズに競売を依頼。3年にわたる調査で真偽などを鑑定した経緯がある。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
資料によると、愛新覚羅・溥儀の腕時計はスイス「パテック・フィリップ」の96号。製造から今年で86年を迎えた。当初はパリの高級品販店で売られ、何度か持ち主が変わった後、溥儀が手にした。第2次世界大戦後、ソビエト連邦に収監されたものの、身柄解放時に通訳者のゲオルギー・ペルミャコフに渡したと伝えられている。
ペルミャコフは2005年に死去し、持ち主が遺族に移った。その遺族は19年に英国発祥のオークション会社、フィリップス・オークショニアズに競売を依頼。3年にわたる調査で真偽などを鑑定した経緯がある。
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