中国のインターネット検索最大手、百度集団（バイドゥ：9888/HK）はこのほど、独自開発した対話型AIサービス「文心一言（ERNIE Bot）」について、中国現地のアプリストア「App Store」で公開し、一般向けの配布を開始した。現地ユーザーは無料でダウンロードが可能という。複数の現地メディアが3日伝えた。
　百度は今年3月に文心一言を発表。利用契約を結んだ企業などへのテスト利用を開始し、その後一般公開する予定としていた。百度によると、最新バージョンの文心一言3.5は、総合的な能力ではオープンAIのGPT3.5ベースのチャットGPTを上回るという。また、中国語能力の複数項目では、より先進的なGPT4をも上回った。ただ、総合的な能力という点ではGPT4にはまだ及ばないとしている。


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