ニュース 2023/09/26 15:03
中国:カニグルメ垂涎の味、「イエローバタークラブ」出荷始まる
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】世界最高級のカニと称される「黄油蟹」が産地の広州市南沙区で、出荷シーズンを迎えている。黄油蟹はカニの身全体が黄色になっていることから「イエローバタークラブ」と呼ばれ、高級グルメから「世界一おいしい」と称賛されている青蟹の一種だ。青蟹の変異種で青蟹1000杯から1杯しか見つからないことから幻のワタリガニといわれている。毎日経済新聞が23日付で報じた。
1杯の値段が2000人民元(約4万400円)と高額だが、超濃厚かつ贅沢な味わいは「一度食べたら他のカニは食べられない」と世界中の食通たちを虜にしている。食べごろは身が最も柔らかい、毎年中秋の今の時期だ。
同養殖業者によると、今市場に出回っているイエローバタークラブの大きさは0.5斤(1斤は500グラム)のものが多く、販売先は中国全国から全世界に及んでいる。
値段が高い理由について、同業者は「カニの突然変異は人工的なコントロールできないからだ」と話す。また身の色が黄色になるのは、生息場所の水温が急上昇することで、カニ味噌が分解して黄金色の油になり、身の隅々まで行き渡るためだとされる。
1杯の値段が2000人民元(約4万400円)と高額だが、超濃厚かつ贅沢な味わいは「一度食べたら他のカニは食べられない」と世界中の食通たちを虜にしている。食べごろは身が最も柔らかい、毎年中秋の今の時期だ。
同養殖業者によると、今市場に出回っているイエローバタークラブの大きさは0.5斤(1斤は500グラム)のものが多く、販売先は中国全国から全世界に及んでいる。
値段が高い理由について、同業者は「カニの突然変異は人工的なコントロールできないからだ」と話す。また身の色が黄色になるのは、生息場所の水温が急上昇することで、カニ味噌が分解して黄金色の油になり、身の隅々まで行き渡るためだとされる。