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  ニュース     2024/03/01 15:56

中国BMI技術が世界トップレベルに到達か、信息通信研究院が指摘 無料記事

人の脳とコンピューターや機器を接続し、操作するブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の技術について、工業情報化部の直属機関である中国信息通信研究院の専門家はこのほど、中国による関連システム研究がすでに世界トップレベルに達したとの見方を示した。中国新聞網が2月28日付で報じた。
 中国のBMI技術を巡っては、清華大学医学部の研究チームが2023年10月、人に無線式の低侵襲BMI機器を埋め込む実験に世界で初めて成功したと主張している。14年前の交通事故で四肢が麻痺して動かなくなった被験者が、機器の埋め込み後、3カ月の訓練を経て、手に装着した機器を動かし、水を飲むことができるようになったとされる。
 世界では米起業家のイーロン・マスク氏が率いる新興企業のニューラリンクがBMIの実験を進めている。マスク氏は今年1月末、ニューラリンクがBMI機器を埋め込んだ初の人体治験参加者が、脳の動きでコンピューターマウスを操作できるようになったと報告した。
 中国信息通信研究院の専門家は、中国で研究が進むBMIの埋め込み方法とニューラリンクのものとはやや違いがあると指摘。中国の低侵襲式の方法はデータ解読の精度がニューラリンクの侵襲式に比べてやや劣るものの、安全性と安定性は高いと説明した。
 


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