ニュース 2023/08/16 11:54
碧桂園が債務再編着手、近く手続き開始へ
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国の不動産デベロッパー大手、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が債務再編の準備に着手するもようだ。近く関連手続きを開始する見込みで、財務顧問として中国国際金融(CICC)を任命したという。第一財経が11日伝えた。
一方で、碧桂園に近い関係者は、同社の財務ファンダメンタルズが良好で、レバレッジも高くないことから、債務再編によって難局を乗り切れる可能性が高いと述べたという。
これまでの報道によると、同社は今月6日に期日を迎えた米ドル建て社債2本について、利払いを実施できなかった。これら2本の債券はそれぞれ、2026年2月、2030年8月に償還期限を迎え、発行規模は2250万米ドル(約32億円)。ただ、利払いには30日間の猶予期間が設けられている。
碧桂園によると、住宅販売や資金調達環境の悪化などを受け、帳簿上の利用可能な現金が減少している状況。「段階的な流動性圧力」に直面しているという。同社は債権者の権利と利益を守るため、積極的に資本構成の改善を図る方針だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
一方で、碧桂園に近い関係者は、同社の財務ファンダメンタルズが良好で、レバレッジも高くないことから、債務再編によって難局を乗り切れる可能性が高いと述べたという。
これまでの報道によると、同社は今月6日に期日を迎えた米ドル建て社債2本について、利払いを実施できなかった。これら2本の債券はそれぞれ、2026年2月、2030年8月に償還期限を迎え、発行規模は2250万米ドル(約32億円)。ただ、利払いには30日間の猶予期間が設けられている。
碧桂園によると、住宅販売や資金調達環境の悪化などを受け、帳簿上の利用可能な現金が減少している状況。「段階的な流動性圧力」に直面しているという。同社は債権者の権利と利益を守るため、積極的に資本構成の改善を図る方針だ。
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