ニュース 2023/09/05 17:33
中国で日本のニセ情報頻出、「岸田首相入院」説も
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出後、中国のインターネット上で日本に関連するニセ情報が頻繁に出現している。「岸田文雄首相が福島産水産物を食べた後、中毒して病院に運ばれた」との“暴露情報”や、「低濃度汚染水を飲んだ園田康博氏(元内閣政務官)ががんで死亡した」などの内容で、いずれもニセ情報であることが確認されている。
うち岸田首相が病院に運ばれたとのニセ情報に添えられた写真は、安倍晋三元首相が銃撃を受けた際のものであることが判明。園田氏は共同通信の取材を受けて、健在ぶりをアピールした。
日本で8月24日、処理水の海外放出が始まった後、中国は日本産水産物の輸入禁止を宣言。中国では反日ムードが盛り上がり始めた。
中国当局はその後、国際的にマイナスの印象を与えていることや、自国の水産業に影響が出たことを考慮し、対日批判の姿勢を弱め始めた。しかしその後も日本関連のニセ情報がネットに頻出し、検索サイトで上位に表示されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
うち岸田首相が病院に運ばれたとのニセ情報に添えられた写真は、安倍晋三元首相が銃撃を受けた際のものであることが判明。園田氏は共同通信の取材を受けて、健在ぶりをアピールした。
日本で8月24日、処理水の海外放出が始まった後、中国は日本産水産物の輸入禁止を宣言。中国では反日ムードが盛り上がり始めた。
中国当局はその後、国際的にマイナスの印象を与えていることや、自国の水産業に影響が出たことを考慮し、対日批判の姿勢を弱め始めた。しかしその後も日本関連のニセ情報がネットに頻出し、検索サイトで上位に表示されている。
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