【亜州ビジネス編集部】香港の市場調査会社、カウンターポイント・リサーチは4日、中国スマートフォン市場の2024年最初の2週間における販売ランキングで、華為技術有限公司（ファーウェイ）がアップル（AAPL/NASDAQ）から首位の座を奪ったとリポートで明らかにした。ファーウェイの首位返り咲きは、2019年に米国から輸出規制の制裁を受けて以降で初めて。電子工程専輯が同日伝えた。
　リポートは「HUAWEI Mate 60シリーズ」が同社復活に重要な役割を果たしたと指摘した。また、ユーザーの強いブランドロイヤリティや鴻蒙（ハーモニー）基本システム（OS）の成功も貢献要因に挙げた。　
　23年の中国ハイエンドスマホ市場は27％成長し、アップルは上半期の出色のパフォーマンスによって市場のリーダーとしての地位を守った。しかし、第3四半期以降、ファーウェイやその他の中国ブランドに市場シェアを侵食され、影響を受けたと指摘した。今後も中国ブランドによるハイエンド市場への取り組みが続くと予想している。


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