【亜州ビジネス編集部】遺言作成を合法的に手がける「中華遺嘱庫」（遺言データバンク）は21日、預かった法定遺言書の総数が2023年末時点で31万1868通に拡大したと報告した。うち青年・中年の保管は7124通を数える。

　法定遺言書を作成する人の平均年齢は低下してきた。18年の77.43歳から23年の67.82歳に下がっている。

　法定遺言書作成者の平均保有資産は増加。21年の626万5000人民元（約1億2840万円）から23年の744万1000人民元（約1億5250万円）に18.8％伸びたという。

　一方、2017～23年にかけて暗号資産に関する法定遺言書488通を預かった。エリア別では、北京市が162通、上海市が147通、広東省が129通など。これら3エリアで暗号資産に関する法定遺言書全体の89％を占めている。


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