【亜州ビジネス編集部】中国中央電視台（CCTV）は2月26日、国内初となる生成AI（人工知能）で制作したアニメシリーズ「千秋詩頌」の放送を総合チャンネル（CCTV-1）で開始した。同シリーズは中国の古典詩を題材したオリジナルストーリー。初回は唐代詩人の高適が詠んだ「董大に別る」をベースにしたエピソード「別董大」だった。初放送の視聴率は4.22％で、衛星チャンネルのアニメ番組の中で最高となっている。
　このアニメは放映後、国内のSNSやインターネット上でも大きな話題を集めた。ネット上には「アニメを見ながら、中国伝統文化の奥深さを感じた」「先進技術とアニメの融合は、子供も大人も求めていたものだ」――などの称賛する書き込みが相次いだ。
　
　


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