【亜州ビジネス編集部】年間の新エネルギー自動車（NEV）生産台数が11月14日に1000万台の大台を初めて超えた。統計を報告開始した2013年時点では、中国のNEV年間生産はわずか1万8000台に過ぎなかったものの、18年時点で100万台、22年時点で500万台の大台をそれぞれ超え、その後も急拡大を続けている。中国汽車工業協会（CAAM）の報告内容として、中国政府系メディアが伝えた。

　年末の24年12月31日まで、今年はまだ1カ月半が残されている。通年では1200万台を上回る可能性もあるとみられているという。

　23年通年の中国NEV生産は、前年比35.8％増の958万7000台に拡大した。24年の年初来累計生産は、11月14日時点でこれを4.3％上回っている。

　NEV世界大手の比亜迪(BYD：1211/HK)は、今年1～10月累計の生産台数が前年同期比36.3％増の329万7044台に伸びた。販売は36.5％増の325万532台に達している。


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