ニュース 2024/09/17 10:16
中国:定年引き上げ決定、男性で60→63歳に
労働
全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は13日、定年退職の年齢を段階的に引き上げることを決定した。男性は60→63歳に、女性は職種に応じて55→58歳、50→55歳にそれぞれ引き上げる。2025年1月1日から15年かけて、段階的に引き上げていく方針だ。
このほか、最低15年となっている年金保険料の納付期間についても段階的に延長する。2030年から毎年6カ月延長し、2039年には最低20年へと引き上げる。
少子高齢化が進むなか、労働力の減少に対応する狙い。国家統計局によると、2023年末の時点で65歳以上の人口は2億1676万人(人口構成比15.4%)。10年後には21%を超えて「超高齢社会」に突入するとの予測もある。
性別・職種別で異なる中国の定年は、現行では原則として男性が60歳、女性は幹部が55歳、ワーカー(現場労働者)が50歳。この定年年齢が決定されたのは1978年のことで、その当時の中国人の平均寿命は男性が64歳、女性が67歳程度だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
このほか、最低15年となっている年金保険料の納付期間についても段階的に延長する。2030年から毎年6カ月延長し、2039年には最低20年へと引き上げる。
少子高齢化が進むなか、労働力の減少に対応する狙い。国家統計局によると、2023年末の時点で65歳以上の人口は2億1676万人(人口構成比15.4%)。10年後には21%を超えて「超高齢社会」に突入するとの予測もある。
性別・職種別で異なる中国の定年は、現行では原則として男性が60歳、女性は幹部が55歳、ワーカー(現場労働者)が50歳。この定年年齢が決定されたのは1978年のことで、その当時の中国人の平均寿命は男性が64歳、女性が67歳程度だった。
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