中国全土で貧困脱却の取り組みが成果を上げている。国家郷村振興局によれば、「脱貧困」労働者（貧困再発防止の監視対象を含む）の就業規模は2024年10月末時点で3307万9000人に達した。前年同期比で9万7000人増加。年間目標（3019万人）を288万8000人上回った。中国政府系メディアが18日付で報じた。

　報道によれば、年初以来、貧困再発防止に向けた就業促進の取り組みが強化され、支援の効果が引き続き拡大している。24年5月に全国「脱貧困」労働者の就業総規模および省別規模が目標任務を達成した。これは前年よりも1カ月早いピッチだ。10月には全国の労働能力を持つ「脱貧困」労働者のうち、全体の61.4％が就業している。20年末比で2.9ポイント、前年同期比で0.7ポイントずつ上昇した。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。