今年に入り広東省広州市の検疫所で、疾病感染者の報告が急増している。今年1〜9月の感染確認数は、白雲空港で前年同期比287.70％増の725人（例）、天河の検疫所で94.6％増の219人に拡大した。広州出入境検験検疫局からの情報として、中国新聞網が27日付で伝えた。
　9カ月の出入境者数は、白雲空港で延べ約902万9000人。主な感染の確認数は、インフルエンザで542.00％増の642人、デング熱で119.05％増の46人に上った。
　天河で検疫した出入境者数は270万618人。インフルエンザの感染報告は、A型で232.5％増の134人、B型で164％増の66人を数えた。
　海外の一部でデング熱、エボラ出血熱などが流行している点を重視し、同局は厳格な検疫態勢を維持する方針だ。
　


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