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  ニュース     2026/02/06 09:16

中国:内モンゴルが「演算能力産業」振興、26年は35万PFLOPS規模へ 無料記事

【亜州ビジネス編集部】内モンゴル自治区の演算能力産業が急成長している。2025年の総売上高は、前年比26.2%増の合計577億人民元(約1兆3040億円)に拡大した。国が指定した8つの国家級演算力ハブ拠点の一角を形成し、「東数西算」(中国東部のデータ群を西部で処理する)プロジェクトで重要な役割を担っている。内モンゴル自治区政務服務・数据管理局の報告内容として、中国新聞網が6日まで伝えた。

 再生可能エネルギーを利用したグリーン演算能力が人工知能(AI)産業の伸びを支えている。演算能力の総規模は、25年末時点で23万7000PFLOPS(1PFLOPS=浮動小数点演算毎秒1000兆回)に達した。うちAI演算規模は、全体の9割超を占める22万PFLOPSに増強されている。デジタル経済の中核産業に属する法人の数も、前年比26.4%増の合計2万9000社に達した。

 北京市や上海市のイノベーション企業がAIトレーニングを行う際に必要となる膨大な演算能力は、水道の蛇口をひねるように、内モンゴルのクラウドデータセンター(DC)施設から高効率かつ、クリーンな形で呼び出すことができる。世界がAIの膨大な消費電力に対するグリーンな解決策を模索するなか、内モンゴルの「グリーン電力」と「グリーン演算能力」の組み合わせは、代替しがたい中核的な競争力と化した。

 同管理局の「2025年業務報告」によると、内モンゴル自治区は26年に北京・広東・湖南などとの協調を一段と深め、演算能力産業のサプライチェーンを延伸・補完・強化する。演算能力規模35万PFLOPS(前年比↑48%)の達成を図る方針だ。


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