ニュース 2019/08/16 19:30
アリババの1Q上振れ、コアコマースやクラウドが好調
産業・企業
Eコマース中国最大手の阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE)は第1四半期(4〜6月)決算を発表し、売上高が前年同期比42.02%増の1149億2400万人民元に伸びる中、純利益が同144.69%増の212億5200万人民元に膨らんだことを明らかにした。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は56%増の12.55人民元。売上高、同EPSともに市場予想(それぞれ約1115億9000万人民元、約10.28人民元)を上回っている。
前年同期はアント・フィナンシャルに絡む株式報酬費用の計上で利益が押し下げられていた(当期の株式報酬費用は57%減の71億1000万人民元)。株式関連報酬費用や無形資産償却など特殊要因を考慮した場合、全体の調整後EBITDA(非GAAP)は34%増の392億3800万人民元となる。
中核のコアコマース事業とクラウド事業がそろって好調。部門別の売上高は、主力のコアコマースが44%増の995億4400万人民元(うち中国小売事業は40%増の756億100万人民元)、クラウドコンピューティング(アリババクラウド)が66%増の77億8700万人民元、デジタルメディア・エンターテイメント(優酷土豆、UCウェブなど)が6%増の63億1200万人民元、イノベーションイニシアチブ・その他(AutoNavi、Tmall Genieなど)が21%増の12億8100万人民元に伸びた。
コアコマース部門では、ユーザー数の増加基調が続く。モバイル月間アクティブユーザー(MAU)が7億5500万人に伸び(同四半期で3400万人増加)、年次ベースのアクティブ購入者数も19年6月末時点で6億7400万人に達した(同四半期で2000万人増加)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前年同期はアント・フィナンシャルに絡む株式報酬費用の計上で利益が押し下げられていた(当期の株式報酬費用は57%減の71億1000万人民元)。株式関連報酬費用や無形資産償却など特殊要因を考慮した場合、全体の調整後EBITDA(非GAAP)は34%増の392億3800万人民元となる。
中核のコアコマース事業とクラウド事業がそろって好調。部門別の売上高は、主力のコアコマースが44%増の995億4400万人民元(うち中国小売事業は40%増の756億100万人民元)、クラウドコンピューティング(アリババクラウド)が66%増の77億8700万人民元、デジタルメディア・エンターテイメント(優酷土豆、UCウェブなど)が6%増の63億1200万人民元、イノベーションイニシアチブ・その他(AutoNavi、Tmall Genieなど)が21%増の12億8100万人民元に伸びた。
コアコマース部門では、ユーザー数の増加基調が続く。モバイル月間アクティブユーザー(MAU)が7億5500万人に伸び(同四半期で3400万人増加)、年次ベースのアクティブ購入者数も19年6月末時点で6億7400万人に達した(同四半期で2000万人増加)。
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