ニュース 2019/08/09 19:31
中国:4Gスマホ端末10%超値下がり、5G本格普及前に在庫調整
経済・統計
5G規格スマートフォン(スマホ)の普及期を控えて、中国で4G端末の値下げ販売が活発化している。1台当たりの価格調整幅は最大1000人民元(約1万5000円)。多くのスマホが10%以上も値下げされている。央視財経が9日に伝えた。
インターネット通販を介した販売市場では、30機種を超えるスマホ端末が価格調整済み。5G端末の発売を前に、在庫の圧縮に動き出した。華為ブランドの端末は6日、旗艦機種「P30」が300人民元、上位機種「P30pro」が500人民元ずつ低下。発売わずか2〜3カ月の値下げが敢行された。小米ブランドの「小米9」、vivoブランドの「X27」など売れ筋機種も、1台当たり100〜400人民元の幅で小売価格が低下している。
これ以前にも、OPPOブランドの「Find X」が1000人民元、栄耀ブランドの「Magic 2」が700人民元の値引きで販売された。小売価格は発売後の最低を更新している。
こうしたなか、北京のある消費者は、5G端末の購入を急がない考え。「自分が使う機種に関しては、いまのところ4G端末で充分間に合う。2〜3年後の買い替えサイクルが到来したら、そのころ5G端末を選ぶだろう」と語った。
中国信息通信研究院によれば、5G端末の小売価格は、事前予想を上回るペースで低下が進んでいるという。ある業界関係者は、5Gスマホの急ピッチな値下がりを予想した。来年3月には、3000〜3500人民元で売られるとの見方。価格の低下が進むことで、4G端末の販売圧力になると分析している。
中国メーカーの先陣を切って、通信機器製造の中興通訊(ZTE:763/HK)は5日、5Gスマホを正式発売した。京東商城(JD/NASDAQ)のインターネット通販サイトを通じ、旗艦機種「Axon 10 Pro」の5G版を投入。1台当たり4999人民元で売り出した。
華為は7月26日、「Mate 20 X」5G版の予約注文受け付けを開始。小売価格を6199人民元に設定した。8月16日に正式発売する。
このほかvivoも「iQOO」5G版の投入を予告。8月中に発売すると予告した。価格帯に関しては、4000〜5000人民元が想定されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
インターネット通販を介した販売市場では、30機種を超えるスマホ端末が価格調整済み。5G端末の発売を前に、在庫の圧縮に動き出した。華為ブランドの端末は6日、旗艦機種「P30」が300人民元、上位機種「P30pro」が500人民元ずつ低下。発売わずか2〜3カ月の値下げが敢行された。小米ブランドの「小米9」、vivoブランドの「X27」など売れ筋機種も、1台当たり100〜400人民元の幅で小売価格が低下している。
これ以前にも、OPPOブランドの「Find X」が1000人民元、栄耀ブランドの「Magic 2」が700人民元の値引きで販売された。小売価格は発売後の最低を更新している。
こうしたなか、北京のある消費者は、5G端末の購入を急がない考え。「自分が使う機種に関しては、いまのところ4G端末で充分間に合う。2〜3年後の買い替えサイクルが到来したら、そのころ5G端末を選ぶだろう」と語った。
中国信息通信研究院によれば、5G端末の小売価格は、事前予想を上回るペースで低下が進んでいるという。ある業界関係者は、5Gスマホの急ピッチな値下がりを予想した。来年3月には、3000〜3500人民元で売られるとの見方。価格の低下が進むことで、4G端末の販売圧力になると分析している。
中国メーカーの先陣を切って、通信機器製造の中興通訊(ZTE:763/HK)は5日、5Gスマホを正式発売した。京東商城(JD/NASDAQ)のインターネット通販サイトを通じ、旗艦機種「Axon 10 Pro」の5G版を投入。1台当たり4999人民元で売り出した。
華為は7月26日、「Mate 20 X」5G版の予約注文受け付けを開始。小売価格を6199人民元に設定した。8月16日に正式発売する。
このほかvivoも「iQOO」5G版の投入を予告。8月中に発売すると予告した。価格帯に関しては、4000〜5000人民元が想定されている。
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